ライカは不思議なカメラです。ついつい傷をつけたくないと思ってしまうのです。一般的にカメラは使えば当然傷がつきますが、ライカは何故かそれを拒否してしまうのです。私の気持ちの問題だとは思うのですが・・・。
そこで普段使いでも気にならないようなライカを探すことにしました。広角系も使うし、フィルムの装填のことも考え、機種はライカM4に絞りました。そして手に入れたのがこのボロボロのライカM4です。これほど見事にボロボロのライカM4を見るのは、今まで多くのライカカメラを見てきたなかで初めてです。
あまりの外観に化粧直しを考えてしまいました。1967年から1975年の間に約60000台作られた内の1台がこれでは可哀想過ぎると思ったからです。でも、私は個人的には化粧直しは好きではありません。何となく邪道と思えるからです。 やはりオリジナルの状態で次のユーザーに引き継いでいくのが今のユーザーの義務ではないでしょうか。そう思って化粧直しは諦めました。逆にこれだけ使われたライカは幸せなのかもしれませんね。
外観以外は、セルフタイマーは壊れていますが、ファインダーはクリアーで、シャッターもしっかりしており、乱暴に使われた様子は無く、使って使って擦り切れてこのような状態になったことがうかがえます。シリアルナンバーは1209492の1968年製で、もしかしたらベトナム戦争の戦火をくぐりぬけてきたライカではないでしょうか。
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| ライカM4+ズミルックス50mmF1.4 |
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