2002.03.02
改訂2004.02.11
やっとたどり着いたキエフ II (Kiev II)
本当はコンタックスIIが欲しかったのですがなかなか踏ん切りがつかず、低廉な同等機として前々から照準を合わせていたキエフIIにたどり着きました。
このカメラは、1945(昭和20)年にドイツ東側地区を占領したソ連軍が、ドレスデンにあったツァイス・イコン社の生産設備(コンタックスII型)の一部をウクライナの首都キエフのアーセナル工場に持ち去って製造したものといわれています。
例によって入手は海外オークションですが、案の上、届いたものにスプールは付いていませんでした。それで、近くのDP屋で使用済みのパトローネを貰ってきて、自作することにしました。といっても、パトローネから取り出したスプールの上部のツバ部分を糸鋸で切り取るだけのことです。不器用な私でも簡単にできました・・・(笑)。
外観を見ると、かなり使い込まれていて実用品レベルです。でも、ファインダーはクリアで二重像の分離も良く縦横のズレもありません。シャッターも全速OKのようです。全体的にはまずまずというところでした。
ボディ番号は6506***で1965年製、レンズは標準のJupiter-8M付きで番号は64433***、こちらは1964年製です。ここで不思議なことに気がつきました。ロシアカメラ(レンズ)は製造番号の上二ケタが製造年といわれていますが、いろいろな資料からするとキエフIIの製造年は1947年〜59年となっています。???ですね。まあ真相は藪の中ということでしょうか。
ところで肝心な写りの方は、非常に満足のいくものでした。ロシアカメラはライカやツァイスのカメラに比べると確かに雑なところは否定できません。でも、出来上がった写真を見るとほとんど遜色はありません。私がロシアカメラと訣別しようと思いつつ、逆に深みにハマっていくのはこの辺りに原因がありそうです・・・。
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| Kiev II +Jupiter-8M (2002年2月16日撮影) |
しばらくして、巷の噂でロシアカメラは初期物がいいと聞き、今度はヤフオクで1951年製の物を入手しました。レンズはJupiter-8で、こちらも1951年製です。
ボディ・レンズ本体の作りも噂通り初期物の方がいいような気がします。といっても、分解して調べたわけではありませんので・・・。
早速試写してみましたが、Jupiter-8M の描写に比べJupiter-8の描写はこってりした色乗りです。よりゾナーに近い感じですね。
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