アッジェさん
安原一式の距離計の有効基線長は33mm位だと思われます。ヘキサーRFの距離計の有効基線長は41.5mmです。
有効基線長が33mmだと計算上50mmレンズではF1.8までが限界です。
35mmレンズならF1.4でも大丈夫です。 まあ50mmF1.4だと解放のみちょっと心配です。
90mmF4でも解放はちょっときびしい。ただし計算上です。
もし安原一式がライカMシリーズの様なファインダーならこの計算は当てはまりません。
ライカMシリーズの様なファインダーとは距離計の境界線が非常にはっきりとしている
もの(実像式)の事です。 安原一式もヘキサーRFのファインダーも覗いたことはありませんが、雑誌等によると
ヘキサーRFはライカMシリーズと同様、実像式ファインダーみたいです。
ヘキサーRFでヘキサノン60mmF1.2やヘキサノン90mmF2.8を解放で使おうとすると
計算上は60mm以上の有効基線長が必要となりますが、以上のような距離計であれば
41.5mmの有効基線長でも大丈夫です。 安原一式にその様な要求をするのは価格から考えても無理でしょう。
50mm以下のレンズ用と割り切って考えたほうがよいかもしれません。
安原一式から当初予定していた90mmのフレームが消えたのも頷けます。
メーカーは違う理由を述べておりますが。
それなら等倍ファインダーにこだわらず、望遠レンズは放棄してもう少し倍率を下げ
35mmフレームが欲しいところです。 ライカM3でも等倍ではありませんが非常に見やすいファインダーです。
もう少しヘキサーRFの様に実用を考えても良かったのでは思います。
ヘキサーRFでは28mmフレームを見やすくする為、有効基線長を犠牲にしてまでも
倍率を下げました。距離計精度の自信の表れでしょうか。
その分望遠側のフレーミングは少々つらいでしょうね。
昔の雑誌の批評なら有効基線長の事をうるさく言いましたが、最近は実像式ファインダー
について勉強したのでしょう。あまりうるさく言いません。
(追記)
安原一式の有効基線長はどうも33mmもないみたいです。31mmくらいです。ますます心配になります。コンパクトカメラなみですね。50mmF1.8でもぎりぎりです。もしも35mmのフレームを追加してファインダー倍率を下げたら50mmF1.8の解放ではきびしいでしょう。
望遠フレームにしろ広角フレームにしろ追加はきびしいと言うことです。二式が出るとしたらファインダーは再設計を余儀なくされることでしょう。値段も高くなるでしょうね。
どうせならヘキサーみたいにMマウントの方が便利ですよね。Mマウントの特許も切れたみたいですし。あまり等倍ファインダーとかスクリューマウントにこだわらずに、ユーザーの使いやすさも考慮して欲しいものです。ニコンSPが等倍ファインダーだからこだわっているのかなあ。当時の批評によるとニコンSPもすばらしいファインダーだけどやはりM3にはかなわないそうです。メガネを掛けていると0.9倍位のほうが見やすいかも。
必要な基線長の出し方は0.9×焦点距離の二乗÷(画面の対角線の長さ×F値)
50mmF1.8を例にとりますと
0.9×50×50÷(43×1.8)
=2250÷77.4
=29.07
50mmF1.8を解放で使うには計算上29mm以上の有効基線長を持ったカメラが望ましい訳です。
(ためになる用語解説)
モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ペプタ、オクタ
何のことかわかりますか?
モノ・・・・・1 漢字だと単。モノクローム、モノトーン等
ジ・・・・・・2 昔ワインにジエチレングリコール(不凍液)が入っていて問題になりました。
トリ・・・・・ 3 トリエルマー、トリプル、トリオ、トリプレット(3枚玉)
テトラ・・・・4 テトラポッド、テトラパック(最近あまりみかけません。)
ペンタ ・・・5 ペンタプリズム、ペンタゴン(アメリカ国防総省、建物が5角形)
ヘキサ・・6 ヘキサノン(言わずと知れた小西六のレンズ)
ペプタ・・・・7
オクタ・・・・8 オクターブ
たしかラテン語だった様な気がします。
25年前に高校の化学で習ったきりですから間違っていたらご指摘ください。
大学で化学を勉強した人は詳しいと思います。
写真の世界にも結構ラテン語が使われている訳です。
もしトリエルマーが4つの画角を持っていたらテトラエルマーです。
ペンタックスの上に乗っかっているからペンタプリズムではありません。
コニカがヘキサと言う名称にこだわるのにも意味があるのです。
最近写真が趣味になった人は小西六って知っていますか?
その内6つの画角を持ったヘキサエルマーなんて言うのがでたらびっくりです。
どこの会社の製品か判らなくなってしまいます。
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