私のライカレンズ遍歴・標準


Summilux 50mm/f1.4(M)
画角 45°
レンズ構成 5群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 43mmφ
大きさ/重量 320g
製造年/本数 1959年〜1968年/28190本
作例とコメント
私の好きなレンズの1本です。絞りを開けたときと、絞ったときではガラリと描写が違ってきます。といっても絞ったときでもカリカリにはなりません。柔らかさを残したシャープさが何ともいえない魅力です。

参考文献:ライカのレンズP96(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。


Summilux-L 50mm/f1.4
画角 45°
レンズ構成 5群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 46mmφ
大きさ/重量 380g
製造年/本数 1999年/日本限定品
作例とコメント
ズミクロン35mm・ズミクロン50mm・ズミルックス50mmのLマウントレンズ3本が1999年9月に日本限定で販売されました。これはレモン社の企画にライカ社が賛同し実現したものです。私のズミルックス50mmはシイベル物ですが、さすがに現行レンズだけあってカラーの発色が旧レンズに比べ一味違います。

参考文献:M型ライカのすべて2 裏表紙広告(1999年9月20日発行・株式会社えい出版社)。


Summarit 50mm/f1.5(L)
画角 45°
レンズ構成 5群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 41mmφ
大きさ/重量 300g
製造年/本数 1949年〜1960年/
作例とコメント


上:絞り開放、下:絞りf5.6
ズマールの山崎磨きは有名ですが、ズマリットにも山崎磨きがあるというのは知りませんでした。このレンズはヤフーオークションで購入しましたが、どんな描写をするのか楽しみでした。
作例は東京銀座の檸檬社で撮ったものですが、開放もf5.6も期待通りの写りでした。

参考文献:ライカのレンズP88(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。


Summarit 50mm/f1.5(M)
画角 45°
レンズ構成 5群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 41mmφ
大きさ/重量 300g
製造年/本数 1954年〜1960年/25689本
作例とコメント
ズマリット50mmf1.5のルーツはドイツの名門レンズ専門メーカー、シュナイダー社が1936年に設計したクセノン50mmf1.5です。このレンズを基に戦後ライツがズマリットを設計しました。当時としては最高の明るさで人気も最高のレンズでした。
今では何故かあまり人気がありませんが、ズマリットの描写は、絞りを開けてよし、絞ってよしといわれています。特に開放から1、2段絞ったf2からf8におけるソフトでかつコントラストが高く線の細かい描写は特筆ものです。
このレンズは製造本数(25689本)の割には綺麗なものが少ないといわれていますが、幸い私のものは外観、ガラス玉とも極めて綺麗で、お気に入りの一本です。
作例は、2000年(平成12年)12月9日に行われた横浜オフ会のときのものですが、明〜暗部までつぶれることなくナチュラルな描写をしています。

参考文献:ライカのレンズP88(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。


Summar 50mm/f2沈胴(L)
画角 45°
レンズ構成 4群6枚
最小絞り f12.5
最短撮影距離 1m
フィルター径 A36
大きさ/重量 180g
製造年/本数 1933年〜1940年/122860本
作例とコメント
このレンズと山崎磨きの話題は大変有名です。私も一度お世話になろうと、海外通販でグレードの低いものを買いました。ところが届いたレンズを見てみると、多少曇りはありますが意外と程度がいいので困ってしまいました。程度がいいので困るというのはおかしな話ですが、修理に出すほどではありません。試写した結果は、ややコントラストに乏しいと感じますが、柔らかで繊細かつ質感のある描写です。

参考文献:世界のライカレンズP86(2000年11月30日発行・写真工業11月号別冊・写真工業出版社)。


Summitar 50mm/f2沈胴(L)
画角 45°
レンズ構成 4群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 36.5mmφ 
大きさ/重量 210g
製造年/本数 1939年〜1955年/170761本
コメント 参考文献:ライカのレンズP100(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。
作例


Summicron 50mm/f2沈胴(L)
画角 45°
レンズ構成 6群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 3.5ft(1m)
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 220g
製造年/本数 1953年〜1960年/57980本
作例とコメント
ライカのレンズといえばエルマーとズミクロンといわれるほどの名レンズ中の名レンズです。ズミタール50mmを改造したガウスタイプで、当初はズミタールの名で発売する計画だったそうですが、設計変更したため名前も変えることになり、ズミクロンが誕生しました。
私のレンズはシリアルナンバー1094042で、1953年製ですが、このレンズは1953年から登場していますから、最初期型になります。といって性能的に難があるわけではありません。むしろこの時代にこの性能、良過ぎるといっても過言ではありません。
外観の美しさと精密感も素晴らしいものがあります。レンズヘッドを引き出してロックするときの手順は、沈胴レンズの儀式といわれていますが、現代レンズにはない楽しい作法です。
また描写は繊細かつ柔らかく、色のぬけも抜群です。当時はカラーフィルムのことは考えていなかったと思いますが、名レンズは時代を越えても名レンズですね。まさに開放よし、絞ってよしの万能レンズです。このレンズはアダプターを使えばM型ボディにも使用できますので一本あると重宝します。
作例は2001年(平成13年)の正月に近くの桃厳寺で撮ったものです。

参考文献:ライカのレンズP90(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。


Summicron 50mm/f2沈胴(M)
画角 45°
レンズ構成 6群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 220g
製造年/本数 1954年〜1957年/52702本
作例とコメント
ズミクロン50mmは当初スクリューマウント用のレンズだったものがM型用レンズとして1954年に発売されました。私のレンズはシリアルナンバー1316767で1955年製ですが、M型ライカレンズの中から一本だけ選ぶとしたら迷わずこのレンズにしたいと思うような魅力的なレンズです。
程々の重量感、精密感、そして何といっても信頼感は抜群です。これはと思った場面では必ず結果を出してくれます。期待を裏切らないレンズ、まさにライカレンズを代表する名レンズ中の名レンズですね。
作例は2001年(平成13年)1月21日に名古屋の布池カトリック教会で撮りました。


Summicron 50mm/f2固定(M)
画角 45°
レンズ構成 6群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 1m
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 260g
製造年/本数 1956年〜1968年/63055本
コメント M型ライカの定番標準レンズです。絞り開放から素晴らしい描写ですが、f4あたりが最高の描写になるといわれています。作例は2001年(平成13年)8月7日にトヨタの産業技術記念館で撮りました。いずれも絞り開放です。

参考文献:ライカのレンズP92(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。/世界のライカレンズP82(2000年11月30日発行・写真工業11月号別冊・写真工業出版社)。
作例


Summicron DR 50mm/f2.0(M)
画角 45°
レンズ構成 6群7枚
最小絞り f16
最短撮影距離 0.48m
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 355g/300g(眼鏡なし)
製造年/本数 1956年〜1968年/55145本
作例とコメント
接写から無限遠までこのレンズ1本でOK。数十年前にこんな素晴らしいものがあったとは!写り抜群、造りは芸術品級です。
このレンズをボディに装着するときは、眼鏡を一度取り外して普通のレンズと同じように装着し、後から眼鏡を取り付けます。M3、M2、M4、M6、ヘキサーRFには問題なく装着できますが、M5、M6TTLには眼鏡の後ろ側の黒い突起物を工夫しなければ装着できません。

世界のライカレンズP84(2000年11月30日発行・写真工業11月号別冊・写真工業出版社)。


Summicron-M 50mm/f2(M)
画角 45°
レンズ構成 4群6枚
最小絞り f16
最短撮影距離 0.7m
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 260g
製造年/本数 1994年〜
作例


Elmar 50mm/f2.8沈胴(M)
画角 45°
レンズ構成 3群4枚
最小絞り f16
最短撮影距離 70cm
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 243g
製造年/本数 1958年〜1966年/38757本
コメント 参考文献:ライカのレンズP80(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。/世界のライカレンズP74(2000年11月30日発行・写真工業11月号別冊・写真工業出版社)。
作例


Elmar 50mm/f3.5沈胴(M)
画角 45°
レンズ構成 3群4枚
最小絞り f22
最短撮影距離 1m
フィルター径 39mmφ
大きさ/重量 ―g
製造年/本数 1954年〜1961年/13198本
作例とコメント
このレンズはライカの定番レンズです。元々L用だったものを、1954年にM用として発売したものです。製造本数は約13000本で、M用レンズとしては数が少ないレンズです。
注意点としては、M5やCLに装着するときは露出計の測光セルを壊すことがあるので、沈胴させないようにした方がいいです(他の沈胴式レンズも同じです)。
作例は2001年(平成13年)5月20日の常滑撮影会で撮ったものです。


Elmar 50mm/f3.5沈胴(L)・赤エルマー
画角 45°
レンズ構成 3群4枚
最小絞り f22
最短撮影距離 1m
フィルター径 A36(19mmφ)
大きさ/重量 110g
製造年/本数 1924年〜1959年/365852本(エルマー総数)
備考 #581501以降はコーティング
作例とコメント
ライカIIIfセルフタイマーつきに付いていたレンズです。一般的に赤エルマーといわれるもので、通常のエルマーより高価なレンズですが、ボディのおまけくらいにしか考えていませんでした。ところが試写してみると絞り開放からシャープさに目をみはるものがありました。おそらく私が所有しているライカレンズの中でも一、二番でしょう。当り玉とかハズレ玉とかありますが、これはどうやら大当り玉のようです。

参考文献:ライカのレンズP78(2000年4月30日発行・写真工業4月号別冊・写真工業出版社)。/世界のライカレンズP70・72(2000年11月30日発行・写真工業11月号別冊・写真工業出版社)。



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